４月１６日(日)和歌山ビッグ愛にて看護師・訪問看護師・社会福祉士・介護福祉士・介護士・介護施設職員・ヘルパーの皆様を対象としたセミナー「エンゼルケア研修会」を当社主催により行わせていただきました。
今回の研修会は、和歌山市に、わが国初の遺体取扱い資格を有した遺体管理センターの誕生記念講演として、日本赤十字社和歌山医療センター集中治療部部長辻本登志英先生のご協賛を頂いただいた研修会でした。
今回のセミナーは、当社の新たな取り組みの一つの形である、ご遺体に関わ る全ての業務をサポートする遺体管理部門に専門設備を備えた施設である「和歌山遺体管理センター」の 完成を迎えたことを記念として慶集社の主催にて開催されました。
講師には平野の師でもある、東京で美粧衛生師として活躍中のエルプランナー代表の橋本佐栄子先生をお迎えしました。
前回もご紹介させていただきましたが、橋本先生はICHG（InfectionControlHospitalGroup）研究会に所属し、国内で初となる医学的・科学的根拠に基づいた感染予防対策上の衛生処置（死後の処置）を1万件を超える実績の中、長年に渡り研究を重ね、開発「遺体美粧衛生」として確立されてる方です。
セミナーでは、死亡直後のご遺族心理と言葉かけというテーマでの「ご遺族ケア」のお話。
標準予防策の考えに基づいた「死後ケア」のお話 。
死後の変化を前提にした「エンゼルメイク」のお話の大きなテーマの3本立てでの非常に内容の濃いセミナーになりました。
非常に多くの方にご参加頂き、有意義な「エンゼルケア研修会」を開催することができました。
皆様方のご支援とご愛顧によるものと、心から感謝いたしております。
参加者の皆様と講師として遠路はるばる来た下さった橋本先生、その他スタッフの皆様のご協力により無事セミナーを終えることが出来ました。
災害支援を視野に入れ公衆衛生の見地から視察くださいました和歌山市議会議員宇治田清治様、専門分野の研修にも関わらずお忙しい中ご清聴ありがとうございました。
本当にありがとうございました。
９月１８日(金)和歌山ビッグ愛にて葬祭業、搬送業者社様を対象としたセミナー「よくわかるご遺体からの感染とその対策 すぐに使える冷却法」を当社主催により行わせていただきました。
セミナーでは、先生にご遺体からの感染のお話や、感染予防対策の基本的な知識やグローブテクニックなどの技術、これまでにない科学的な根拠のある冷却による状態管理などについてお話していただきました。
実習を交え、医療データや化学的な根拠のある手法のお話などは実際に葬儀の業務の現場に立たれる職員の方たちはもちろん、ご遺族の皆様の安全の向上につながります。
今後、家族葬を始めご葬儀の小規模化が更に進み、ご遺族と故人様との、よりお別れを重視したご葬儀が求められることが考えられます。そのためには、ますます故人様と安全に寄り添える環境を作ることが葬儀社に求められていく時代になっていくと思われます。
